2018/04/20

お客さまを選ぶ

一昨日の夜、キャピタルグループのご協力のもと、当社のお客様20名限定で特別セミナーを開催した。

キャピタルグループは、知る人ぞ知る世界屈指の運用会社であり、参加者の皆様も普段なかなか聞けない話(通常、機関投資家しか聞けない話)を聞く機会となり大変有意義な時間であったように思う。

昨日、複数のお客様からセミナーに参加してとても良かったという感想をメールや電話でいただいた。また3名の方から運用金額を増額したいとおっしゃっていただいた。実に素晴らしい実行力だと感心した。勉強して、学んだことを長期に実践する人が成功するということだろう。

さて当社も13期目に入り、お客様の数も預かり資産も加速度的に増えてきた。新規のお客様の殆どが既存のお客様からのご紹介で、年々ご紹介いただく頻度が高まっている。こちらからお願いしているわけではなく、自然な形でご紹介が増えていることは実にありがたいことである。

また10年前から大手企業で資産運用セミナーをさせていただいているが、セミナーからお客様になるケースも多い。将来の年金不安や長生きリスクに対応するため、資産運用は、すべての人に重要なものになってきた。

当社サービスは原則、3000万円以上の金融資産を保有する個人と1億円以上の法人を対象としているが、当社のお客様からのご紹介やセミナー参加者については上記条件に該当しない場合も対応させていただいている。

ただご紹介やセミナー等で実際にお会いする場合、当社のお客様になってほしいと感じる方は3人に1人くらいで、むしろこちらからお断りさせていただくケースのほうが多いかもしれない。サービスの提供をお断りする理由は、さまざまであるが、年齢や性別を問わず、自分勝手な人や約束を守らない人からは、できるだけ上手く逃げるようにしている。どんなにお金を持っていたとしても変な人をお客にするとあとあと面倒だし、その人の資産を大切に思えない場合は、お客にしないほうがお互いのためである。

昔は嫌な人に会うと結構、腹が立ったりもしていたが、最近はいちいちおこっても仕方ないし、そんなにいいお客様ばかりではないことも分かってきたため、最近はなんとも思わなくなった。

だからこそ、いいお客様にお会いできた時は本当にうれしくなる。将来性がある人や人間的に尊敬できる人に対してはこちらの利益を度外視して、アドバイスをすることもある。

長期投資の運用期間は、『生きている限り』である。お客さまが投資をやめない限り、また私が引退しない限り、お客さまとは長いお付き合いになる。特に私は会社員ではないので転職も定年もないため、お客様の資産を一生守る責任があるのだ。

私たちアドバイザーとお客様はあくまでも対等な立場であり、資産運用を成功に導くためには信頼関係が不可欠である。よって理想的には性別や年齢、職業などを問わず私自身が尊敬できる人をサポートしたい。

そもそもお客様の大切なお金を預かることは大変な仕事である。しかし大切な人のためであれば大変な仕事でも頑張れるというものである。

個人、法人問わずお客様を選ぶこと、これは私にとって大変重要な仕事である。

2018/04/02

お客さまの結婚式

昨日、2018年4月1日のことである。2014年春以来、とても仲良くさせていただいている30代のお客さまHさんとMさんの結婚式、披露宴にお招きいただき、参列させていただいた。

新郎Hさんも新婦Mさんも本当に素敵な方で、人間的にも尊敬できる大好きなお客さまである。お会いして以来、資産運用を全力でサポートしたいと心から思えるお客さまであった。

数年前にそんなお二人がフリーであることを知り、私がお誘いし3人で食事をしたことがきっかけの一つになり、その後、おつき合いが始まったようである。もちろん、私自身まさかこういう展開になるとは思っていなかったし、ただ仲の良いお客さまを誘って食事しただけであるが、今考えてみればこのお二人の相性は抜群で結婚は運命だったように思う。

それは質の高い異なる資産を組み合わせると、いい化学反応を起こし、より強固なポートフォリオができるようなものである。

私自身人生初の経験であるが、披露宴のオープニングで新郎Hさんに『中浜さんは、二人のキューピッドであり、二人が資産を預けるアドバイザーです。』とご紹介いただき、僭越ながら乾杯のスピーチをさせていただいたのだ。

長い人生の中でもこのような貴重な経験は、きっと最初で最後だろう。

私の仕事柄、お二人のこれまでの歩み、現在の状況、将来への考え方などもお聞きしているため、本当に感動で胸が一杯になった一日であった。

お二人には感謝の気持ちで一杯である。

Hさん、Mさん、どうか末永くお幸せに!

2018/03/26

長期投資とは?

世界のマーケットの動揺は未だ収まらず、投資家にとっては決して気分が良い状況ではない。

私自身は、このようなマーケットの下落局面に慣れており、自分の金融資産が一時的に目減りしても正直なんとも思わないのだが、お客様の金融資産の変動に関しては当然、気になるものだ。特にリスク許容度が低いお客様や投資経験が浅いお客様は、内心穏やかではないかもしれないが、このような局面を耐えていくことで人間は強くなるものだ。長期投資において一番大切なことはIQや金融知識ではなく、マーケットの変動に対して感情を一定に保つこと、そして忍耐力である。頭のいい人が投資が上手いわけではなく、長く続けた人が上手いのである。もちろん正しい方法で。

よって私たちの仕事は、お客様に長期投資を正しい方法で継続していただくことに尽きる。お客様が途中で投資をやめることをできる限り、防がなければならない。日本人の投資信託の平均保有年数が未だに3年程度であるところに大きな問題がある。BUY&HOLDの徹底が必要であり、個人は生きている限り、法人も存続する限り運用しつつ、必要な時に必要な金額を取り崩すことが重要である。

人生の時間軸を考えれば一時的な目減りは全く問題ないし、むしろ追加投資の好機であり、リスクは将来リターンの源泉である。

長期投資を成功させるためには、さまざまな壁を乗り越える必要がある。最近、時々思うことであるが、投資は、人生と良く似ている。人生にもさまざまな壁がある。日本における受験制度や就活制度などはあまり感心しないが、現状では乗り越えるべき壁の一つかもしれない。最近、娘が就活が大変だとグダグダ言っているが、みんなそこを乗り越えて社会人になっているのだ。時代は違えど学生から社会人になるということは、誰にとっても大変なことである。

人生いろいろであることは言うまでもないが、誰のどんな人生であれ、いいことばかりではないけれど、悪いことばかりでもないはずである。良い人生であったかどうか判断するのは、人生の終盤においてしか不可能である。

当社のお客さまには殆どいないが、投資を始めて数年で上手くいかないと嘆くのは、かっこ悪いのでやめたほうがいい。逆に数年で上手くいった場合に喜ぶことも同様である。
数年の運用成績など殆ど運以外のなにものでもないからだ。

5年、10年、20年、30年しっかり投資を継続して、投資が上手くいったかどうかを冷静に評価するべきである。

2018/02/14

緊迫感なきマーケット

アメリカの株価急落から世界の株式市場に動揺が広がり、未だ落ち着かない状況であるが、マーケットには緊迫感が感じられず、危機的な状況からは程遠い。私自身、急落直後は何で下がっているのか?誰が売っているのか?理解できず、気持ち悪さもあったが、1週間情報収集し、
以下のような結論に至りつつある。

つまり今回の株価急落は、リーマン・ショックのような金融危機ではなく、急ピッチで上がった株が急落し、ただ落ち着きどころを探りながら乱高下しているということ。

週明けのアメリカ市場もやや落ち着きを取り戻し、日本市場もその流れを受けている。

世界経済は引き続き力強く、今回の世界的な株価下落は、さほど深刻なものではなく短期的な調整に終わる可能性が高くなったと感じている。大きく上昇していくような相場ではないが、落ち着きを取り戻し、実体経済の好調が再確認できれば、しっかりとした相場になっていく可能性は高い。

何度も言うが、世界経済は今後も成長していくわけで、世界株は、中長期的に上昇を続けていくのだ。

よって中長期な視点で見れば長期投資家にとって今回の株価急落は、良い調整であったという結果になりそうだ。

確かに昨年末から2018年1月にかけて世界株式の上昇は急ピッチであった。昨年10月頃から今年にかけて資産運用を開始した方は、今回の下落にびっくりしたと思うが、この程度の株価下落は、長期投資につきものである。また買ってからすぐに下がったことを全く心配する必要もないし、中長期で見れば少しの誤差であり、全く問題ないため安心してほしい。

マーケットが大きく動くと慌てて個別銘柄を買ったり、売ったりする人がいる。そのような衝動的な意志決定は、ほとんど成功する見込みはない。戦略がないため、長く続かない。自己責任の世界であるため、敢えて放置しているが、ほとんど成功の見込みはないことは明らかなのだ。いい投資家は、そのことを知っているが、ダメな投資家は自分の判断に自信を持っている。行動経済学でノーベル経済学賞を受賞したセイラ―教授がいう通り、人間は非合理的なのだ。

長期投資は、短距離走ではなく、マラソンである。冷静に42キロをどう走るのか考えなければならない。投資を始めて1年間の運用成績は、1キロ地点の順位に過ぎず全く気にすることはない。

当社は毎年お客様が増えているため、運用経験は、初心者の方から、30年のベテランの方までさまざまである。私自身も1995年から投資を開始し、アドバイザーとしてお客様にアドバイスを始めて11年である。早いもので高2の息子も投資を開始して6年である。

多くのお客様を見ていて思うが、5年間の運用経験ができれば景気サイクルを一通り経験できるため、投資家として一定程度成長すると考えている。もちろん自己流ではなく、正しいやり方で5年間の投資経験が必要である。自己流で投資をしている人は、残念ながらいつまでも上手くならない。下手を固めるだけである。例外もいるかもしれないが、私自身そのような人にお会いしたことはない。

今回の株価調整が短期で終わるならば将来のバブルの芽を摘む意味においても、また金融政策の正常化の過程においても、長期投資家にとって歓迎するべきものである。

ベストタイミングであるかどうかは別として追加投資の余力がある投資家は、しっかり戦略を立てて買っていく局面だと考えている。

2018/02/06

理由なき暴落

5日月曜日ニューヨークダウは、1175ドル安(4.6%安)史上最大の下げ幅を記録した。非常に嫌な気分であるが、債券が急反発したことにやや安心感を覚えた。

暴落の理由は、リーマンショックやITバブルのように特定することは難しく理由なき暴落であった。理由はないのだが敢えて解説するとこれまで量的緩和で世界的な金余りの中で株や債券が買われて割高になっていた反動で売られたということだろう。まだ詳細は分からないが理由なき上昇が解消されたということかもしれない。

数年前からのアメリカの経済状況を思い出すと、アメリカの景気(実体経済)が今一つ弱い中で、FRBは金融引き締めを急ぐことなく時間をかけて出口に向かうというシナリオが好感されてマーケットは上昇を続けてきた。悪い景気指標がむしろ好感されて、株が買われるというねじれた展開であった。

今回はその逆で、アメリカの雇用統計などが好感され、出口戦略に向かう過程で長期金利が上昇した。年初から急ピッチで米長期金利は上昇したものの、金利上昇の中身自体は決して悪いものではなく、むしろいい金利上昇ととらえている。しかしながらアメリカの好調な景気指標を受け金融引締めのピッチが加速されるというシナリオが嫌気されて、株が売られ、最近のロボアドバイザーなどのコンピューターも大きなボラティリティに作動し、売りが売りを呼ぶ展開になったと考えている。(あくまでも個人的な見解である。)

今後の展開を正確に読むことは難しいが、しばらく調整局面が続くことになると考えるのが自然である。短期で終わるのか、時間がかかるのか分からないが、しばらく反発するという感じではない。ただ中長期で見れば景気拡大局面の中の調整である可能性が高いと感じている。マーケットの下げとは対照的に実体経済は、概ね好調である。ときに経済とマーケットは、相関関係を崩すことがあるのだ。

経験の浅い投資家は、このような展開に一喜一憂するかもしれないが、長期投資においてこのような調整局面は避けられない。パソコンで投資信託の残高をちらちら見ても下がるときは下がるのだ。嫌な気分になる人は、見ないという選択肢もありだろう。マーケットに雨が降ってもじっと耐えることが必要である。このようなリスクを許容することで将来のリターンが生まれるためである。

今朝、長年お世話になるお客様から追加投資のタイミングについてメールで問い合わせがあった。正直なところベストタイミングがいつなのかは、分からない。またお客様の投資経験やリスク許容度によってその判断は異なるだろう。ただ大切なことは、マーケットが大きく変動しているときに慌てて意思決定する必要はない。大震災の時に慌てて間違った判断をすると大きな事故につながることと同様である。私自身、ファイナンシャルアドバイザーとしてリーマンショックを経験しているが、このような時こそマーケットを冷静に分析して、お客様と対話して、その人に会った最適な判断をしていきたい。

今回の件でご質問やご相談のあるお客様は、遠慮なく電話やメールなどでご連絡をお願いします。しっかりと個別に対応させていただきます。

2018/01/26

投資の王道

当社のお客様は、分散投資の意義を理解し、長期投資をたんたんと継続している。自分がやるべきことに集中して、資産運用に関しては、時間を味方につけて適切なリスクをとっている。適切なリスクがリターンの源泉であることを理解している。各々のリスク許容度に応じた資産配分で投資信託を活用する。BUY&HOLDが基本である。投資信託を使うことで、税金を繰り延べ、複利効果を最大限に享受する。運用期間は生きている限りである。日本全体でみるとこのような投資家は、ごく少数である。グレアム・ドット村の住人のように当社のお客様は、資産運用で目覚ましい成果をあげていくだろう。正しい考え方で正しい運用を実践しているからだ。

最近は、景気がいいせいもあり、世の中もやや緩んでいる気もする。うんざりするがビットコインなど仮想通貨に投資すべきかどうかといったたぐいの質問をよく受ける。オランダのチューリップバブルと同じ構図である。そして、あいかわらず節税目的のワンルームマンション投資の相談も。ワンルームマンションで明るい未来があると思う感性は、私には理解不能である。ワンルームマンション投資をしている人の多くは、金融資産を多く持っていないし、長期金利の意味も分かっていない。流動性が著しく欠如しているのだ。無知であることは実に危険である。

ビットコインもマンション投資もいちいちまじめに解説する価値もないと感じているが、そのような質問をする人たちの多くが残念ながら金融や経済の本質を全く分かっていない素人である。

仮想通貨に関しては、仮想通貨そのものではなく、背景にあるブロックチェーン技術に価値があるわけである。個人的には金融のノウハウを持っている銀行がブロックチェーン技術を活用して、送金手数料を下げてくれればいいだけの話である。ビットコインの正味価値を考えることもなく、まだ上がるかもしれない、儲かるかもしれないという理由で買っている単細胞が実に多い。日本人が世界で一番ビットコインを買っていると報道があったが正直なところ恥ずかしささえ覚えてしまう。1000兆円近い利息ゼロの預金とビットコインに群がる個人が、日本人の金融リテラシーの低さを象徴している。

人生100年時代において投資の王道とは何だろう?

やはり私たちが提案する長期分散投資である。株式と債券そしてオルタナティブ資産への分散投資が基本であるが、若い人は株式中心のポートフォリオ、中高年は株式と債券に分散、富裕層は、株式と債券とオルタナティブに分散という感じである。

個別銘柄のほうが分散投資するよりもリターンが高いと考えている個人は多いが、適切に分散された株式ファンドのリターンは個別銘柄を打ち負かす。リスクは小さくリターンも高いのである。バフェットのような例外は別として、個人投資家は個別銘柄への投資よりもファンドを使った分散投資のほうがいい。もちろん投資信託の銘柄選択は重要である。

当社のお客様でとても優秀かつストイックな30歳の女性がいる。2年前に投資を始めて初期投資した600万円は、800万円になり、その間追加投資した資金を含め運用資産は1000万円を超えた。また同じく優秀な29歳の商社マンの初期投資1300万円は、1800万円を超えた。お二人とも引き続き長期分散投資を継続していく方針である。しっかり仕事をして、必要な預金を確保した上で、残ったお金は適切なリスクをとって運用し、毎年、追加投資を実行している。二人の未来は経済的には不安はなく明るい。

どんな世界においても最後に成功するのは王道である。金融やマーケット、経済、過去の歴史を勉強すればするほど長期分散投資こそが、王道であることわかるのだ。

2018/01/05

2018年の抱負

新年あけまして、おめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて2017年は、当社にとって大きく飛躍した1年であった。

具体的には、新規のお客様の数も預かり残高も急増し、当初目標の数字を挙げることができた。その結果、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として当社の存在も業界に知られるようになり、各種メディアなどからも取材依頼を受けるようになってきた。

しかし、当社の基本戦略は、あまり目立たないこと。できるだけひっそりと、隠れながら圧倒的な結果を残していきたい。

ファイナンシャルアドバイザーとしても自分と誰かと比較するものではないが、昨年は、質量ともに最も仕事に集中し、充実した1年となった。いいお客様にたくさん出会えたことが何よりうれしかった。

だからこそ今年は、より気を引き締めて取り組む必要がある。最低でも昨年の1.5倍、できれば昨年の倍以上の結果を残す必要があると考えている。そのために何をするべきか?何をやめるべきか?年末年始に熟考することができた。何よりも健康が第一だし、アドバイザーとしてのレベルアップのための継続的な勉強も必要である。

超一流のプロ野球選手のように毎年、好結果を残すことが、ファイナンシャルアドバイザーとしての目標である。今年は年男でもあるが、体力、メンタル面でも一番力を発揮できる年齢だと感じている。いい緊張感をもって2018年も素晴らしい1年になるよう頑張っていきたい。

新規および既存のお客様の長期投資をしっかりサポートすること、まずはこれに専念していきたい。そして昨年は、今一つ情報発信という面でお客様とのコミュニケーションがやや不足していたため、ブログ更新頻度を高めて、コミュニケーションの強化をはかりたい。

2018年が当社のお客様にとって素晴らしい1年となるように頭をフル回転させて行動していきたい。

お客さまを選ぶ

一昨日の夜、キャピタルグループのご協力のもと、当社のお客様20名限定で特別セミナーを開催した。 キャピタルグループは、知る人ぞ知る世界屈指の運用会社であり、参加者の皆様も普段なかなか聞けない話(通常、機関投資家しか聞けない話)を聞く機会となり大変有意義な時間であったように思う...